対応エリアが「○○市周辺」だけになっていませんか|隣町のお客様が相談先を判断できる書き方
チョクウケ集客ノート 第3話

リフォーム店のホームページに「○○市周辺に対応」と書いてある。お店としては隣の市も含めたつもりでも、読む人には、その「周辺」がどこまでなのかわかりません。
自分の住む町から頼めるのか。そこを確かめたい人のために、普段対応している市区町村名を出しておきたいですね。地域によって条件が違うなら、その違いも添えます。
第2話で作ったのは、どんな困りごとを相談できるかの案内でした。今回はそこに、相談できる地域と条件を加えます。

※漫画と以下の文例は、架空のお店を想定した説明例です。実際の店舗の対応エリアを示すものではありません。
「周辺」の範囲は、お店とお客様で違う
たとえば、市川市と船橋市で普段から工事をしているお店があるとします。担当者にとっては、どちらもいつものエリアです。それで「市川市周辺」とまとめているのかもしれません。
でも、初めてホームページを見た船橋市のお客様には、その事情が見えません。「近いから大丈夫そう」と思う人もいれば、「うちは範囲外かもしれない」と迷う人もいるはずです。
対応できるかを問い合わせてもらえば済む話ではあります。ただ、お店がすでに答えを持っていることを、毎回お客様に聞いてもらう必要はないと思います。
まずは、直近の工事先を見ながら、今も通常どおり受けられる地域を確認します。過去に一度だけ遠方へ行ったからといって、その地域まで一律に載せなくて大丈夫です。

普段対応する地域と、確認が必要な地域を分けて書く
市名を並べる前に、「そこなら、どの工事でも同じ条件で受けられるのか」を確かめます。小さな補修と大きな改修で範囲が違うお店もあるでしょう。担当者に確認して、現在の受付条件に合わせます。
市川市と船橋市を通常の対応地域としている、という仮定なら、次のように書けます。
対応エリア:市川市・船橋市
そのほかの地域は、工事内容と場所を伺ってから、対応できるかをお返事します。ご相談時に、市区町村名とご希望の工事をお知らせください。
これなら、名前が載っている地域の人は、自分の町が含まれていると確認できます。載っていない地域の人にも、何を伝えて相談すればよいかが残ります。
一方で、地域によって受けられる工事が異なるなら、まとめ方を変えます。
小さな補修・部品交換:市川市内
キッチンや浴室などの改修:市川市・船橋市
上記以外の工事や地域については、対応できるかを個別に確認します。
こちらも架空の条件です。文例をそのまま使うのではなく、自社で実際に受けられる工事と地域に置き換えてください。市内でも一部だけの対応なら、その範囲も添えます。出張費などが地域によって変わる場合は、その案内も近くに置きます。
問い合わせる直前にも、同じ案内を置く
対応エリアを会社概要に書いていても、施工事例から直接問い合わせページへ進んだ人は、そこを読んでいないかもしれません。
なので、問い合わせボタンの近くやフォームの入口にも、短く案内しておくとよさそうです。たとえば「市川市・船橋市に対応。その他の地域は個別に確認します」と置き、詳しい条件のページへつなぎます。
地図を使うなら、色を塗るだけでなく市区町村名も文字で添えます。スマートフォンで見たときに、自分の住む地域を見つけられるかを確かめたいところです。
修正したら、ホームページ内の「対応エリア」「周辺」「近隣」という表記を探してみてください。会社概要と問い合わせページで範囲が違うと、かえって迷わせてしまいます。

まずは、お客様が問い合わせる直前に見る一か所から。「この町から頼んでいいのかな」に、その場で答えられる文章へ直してみましょう。
ここまでの3話で、相談一件のメモ、相談できる仕事の紹介文、対応地域の案内がそろいました。自社で書いた3つを並べ、同じお客様が読んでも条件に食い違いがないか確かめてみてください。
次の第4話では、施工後の写真に添える説明を考えます。どこを直した仕事なのかを伝えて、紹介文だけではわからない仕事の中身を見せていきます。